介護施設検索サイト大手のL I F U L Lsenior(東京都千代田区)は、運営サイトの問い合わせデータを基にした施設利用検討者の実態調査を行った。
入居検討者半数 認知症症状あり
それによると、入居対象者は年齢別に85〜90歳が27・7%と最も多く、次いで80〜85歳が27%。75歳以上で全体の86・2 % となった。
また、入居対象者の要介護度は、要支援1〜要介護2までの軽度者が全体のおよそ半数を占めた。その中で、要介護1〜2(n=4万717)の半数近くは認知症症状があるということがわかった。
今後の介護保険制度改正で軽度者が介護給付から外されることになれば、こうした施設入居ニーズを持った軽度者層の金銭的負担増加が危惧される。
この調査結果は、同社の検索サイト「LIFULL介護」で2018年10月〜19年9月
までの問い合わせデータベースより該当項目を抽出したもの。LIFULL介護は国内有数の規模の介護施設・老人ホーム検索サイト。
この記事は有料会員記事です。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow @kj_shimbun会員向けコンテンツです。ログインしてください