施設常勤の希望多く
Global Stars(東京都港区/グローバルスターズ)は、フィリピン人永住者の紹介・派遣事業を展開。2018年から事業をスタートし、これまでに約70名を高齢者施設に紹介、入職させている。
「技能実習生は受け入れまでに時間や費用がかかり、特定技能は転職リスクが大きい。就労制限のない永住者のニーズは強い」(田所周平社長)
紹介実績があるのは30代〜60代のフィリピン人女性。社会保険などに加入できることからほとんどが常勤を希望し、実際に紹介先での就業形態はすべて常勤だった。
全産業での人材不足、また外国人スタッフ雇用へのハードルが低くなってきたことから、最近では求職者側が労働条件を見る目も厳しくなってきているという。
「金銭だけでなく、介護記録のIT化など外国人でも働きやすい環境整備が重要」(田所社長)
劣悪な条件で働くことになれば、情報はSNSなどで瞬時に在日ネットワークに拡散する。
田所社長は、「長く働ける環境を整えている施設と多く提携したい」と、今後は高齢者施設との提携スピードを上げていく考えだ。
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