実務的準備順調に
「第10回医療・介護データ等の解析基盤に関する有識者会議」が15日に開催された。
介護DB、NDB(レセプト情報・特定健診等情報データベース)などの連結解析のために必要な法令・省令の内容が提示され、おおむね了承された。
昨年度に上申された同有識者会議の「報告書」に基づき進められているもの。今後、年内に第三者提供の申出者の範囲、匿名化基準、安全管理措置や手数料などの施行関係についてとりまとめ、年明け以降を目途に社会保障審議会医療保険部会および同介護保険部会に報告、議論に付す。介護DBとNDBの連結解析は2020年10月施行の予定。
連結解析が目指されているのは介護DB、NDBのほか、DPC(Diagnosis ProcedureCombination)DB。20年10月の介護DBとNDBにつづき、22年4月にはDPCDBの連結解析が予定されている。
医療費の抑制、より効率的な医療環境の構築などの基礎を形作る要素であり、さらには世界に類をみない規模の保健医療介護分野におけるビッグデータ。医療介護現場だけでなく、学術研究の視野からも期待されている。
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