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 全国で喀痰吸引研修(第1号、第2号)を手掛けるプレゼンス・メディカル(横浜市)。来年2月を目途に香川県で登録研修機関として認定されれば、全国すべての都道府県(青森県除く)で喀痰吸引研修が可能となる。

 

すべての都道府県で喀痰吸引研修が実施できる単独機関としては日本初だという。同事業は2014年2月にスタート。特別養護老人ホーム職員を中心に累計受講者数は約6500名。

 

看護師など喀痰吸引研修の講師を全国に150名ほどを抱える。研修で同社と契約する法人施設に対して講師を派遣。受講者は自分の勤務する施設で研修を受けることができたり、法人は研修スケジュールを施設の都合に合わせて組んだりできる。
研修で必須の実地研修先となる医療機関も同社が手配。また、費用については助成金の活用指南、契約社労士が申請代行も対応する。

 

これらの事務手続きは都道府県により方法が異なることが少なくないという。県を跨いで展開する法人は、同社に事務手続きを委託することで煩雑な書類申請は必要なくなる。

 

これまでに喀痰吸引研修を実施した法人傘下の施設数は特養を中心に約3500施設。今後はこの取引先に対してさまざまなソリューションを提供していきたい考え。扱う製品・サービスについては外部企業との連携も検討している。

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