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長谷工グループ(東京都港区)は、同北区赤羽で進めている複合施設の名称を「コムレジ赤羽」に決定。学生・ビジネスパーソン・シニアが集う共創型レジデンスとして、「多世代共住」の新しい暮らしを提案する。開設は2022年春を予定している。

 

 

学生・企業寮とサ高住を複合

 

同プロジェクトは、今年1月に着工した「学生寮(124室)」「シェア型企業寮(168室)」「サービス付き高齢者向け住宅(60室)」からなる、総居室数352室、敷地面積約5200平米の複合開発。JR京浜東北線・埼京線「赤羽」駅徒歩8分の立地だ。竣工は21年9月中旬、入居開始は22年3月下旬を予定している。

 

 

サ高住には24時間365日スタッフが常駐するほか、安否確認のためのセンサーも完備予定。健康維持のための様々な取り組みを実施する。居室の間取りは1Rから2LDKまで揃える。運営はグループ傘下の介護事業会社センチュリーライフが担う。

 

 

多彩な共用空間で交流促進

 

サ高住について同社では、「自立~軽度者をターゲットとした自立型をイメージしている。介護事業所の併設は予定しておらず、入居者が介護サービスを利用する場合は地域の事業者と連携しながら対応していく」としており、価格帯としてはアッパーミドル層を想定しているという。

 

 

開発コンセプトは「若いチカラと大人力の交流で育む、”成長×成熟”化学反応型コミュニティ」。ラウンジやフィットネススタジオ、カラオケもできるサウンドルーム、大浴場など多彩な共用空間を配置することで、日常で接点を持つ機会が少ない、学生とビジネスパーソン、アクティブシニアが集う場を創出する。なお、グループの長谷工コミュニティが同施設を統括して管理し、入居者同士の交流を促進するイベントや各種サポートサービスなどを計画する方針だ。

 

 

 

 

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