小多機事業に新規参入
訪問入浴事業最大手のアースサポート(東京都渋谷区)は1日、ケアウェル安心(同北区)が運営する介護施設8事業所を譲受した。これに伴い、同社は小規模多機能型居宅介護事業に参入する。
今回譲り受けたのは、東京都および千葉県のデイサービス3ヵ所、地域密着型デイサービス1 ヵ所、グループホーム3ヵ所、小規模多機能型居宅介護1ヵ所の計8ヵ所。同社が小規模多機能型居宅介護を運営するのは初となる。
同社では、再編対象の事業所の譲受といった形でのM&Aを積極的に行っている。譲受した事業所については、研修や教育、指導から利用者増の取り組みまで、しっかりサポートしていく方針だ。森山典明社長は「新規事業として、サービス拡充の観点から小規模多機能の運営も視野に入れていた。初の取り組みとなるので、ケアウェル安心とともに進めていく予定」と語る。今後も、サービス種別やエリアにとらわれることなく、M&Aにも積極的な姿勢をとるという。
アースサポートは、在宅介護事業を中心に全国展開しており、9月1日時点での全拠点数は465ヵ所にのぼる。中でもメイン事業である訪問入浴の拠点数はトップで、同社が全国の利用者を対象に抜き打ちで実施するアンケートでは、利用者の約9 割が「満足」と回答しているという。
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