介護福祉士国家試験で驚異の合格率
3月25日に介護福祉士国家試験の合格者が発表された。青山メディカルグループでは、ベトナム人留学生が40名受験し、39名が合格。その合格率は97.8%。全体での合格者が昨年、一昨年を下回る中、当グループでは好成績を収めた。
当グループでは、2016年から、在留資格「介護」取得を最終目標としたベトナム人介護留学生の受入れを開始した。留学生に対し、日本語学校や介護専門学校の学費、通学期間の寮費を完全給付型の奨学金として給付し、介護福祉士の取得を目指すというプログラムだ。
これまで同プログラムによって、グループ内外含め、約250名の受け入れ、紹介を行ってきた。
ベトナム現地法人JVMCHRの存在
このプログラムを支えているのが、2015年にグループの青山ケアサポートが100%子会社として設立したJVMCHR社である。現地で人材募集、日本語教育、人材管理を一元化して実施している。
これまで留学エージェントとして、多くの留学生を日本へ送り出してきたが、現在では、技能実習生や特定技能人材、エンジニアといった人材の募集、日本語教育に力を入れている。
ハイレベルな日本語教育の実践
現地には日本人4名とベトナム人7名の日本語教師を配置し、日本語の基礎能力の強化はもちろん、実際の介護現場で重要な「聞く」・「話す」といった会話能力の向上を主眼とした日本語授業を展開している。
また、日本においてグループ法人が運営する日本語学校(Aoyama Hope Academy)と連携し、常に効果的な日本語教育カリキュラムを作成している。
現地の日本語教育機関や看護大学と連携
優秀な人材を募集するために、多くの日本語学校や大学・短期大学と連携を強化している。国立ダナン医薬技術大学に日本語学科を開設し、大学の必須外国語選択科目として日本語履修希望の学生に日本語教育を実施。その授業をJVMCHRの日本人教師が担当し、多くの候補生を育成している。
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